Death of a Tea Master (1989) / 千利休 本覺坊遺文

『千利休 本覺坊遺文』(せんのりきゅう ほんがくぼういぶん)は、1989年10月7日に公開された日本映画。井上靖の小説『本覺坊遺文』の映画化作品。監督は熊井啓、主演は奥田瑛二。製作は西友、配給は東宝。第46回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞している。また本作は、萬屋錦之介が最後に出演した映画作品であり、錦之介と三船敏郎の最後の共演作でもある。

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Death of a Tea Master (1989) / 千利休 本覺坊遺文のあらすじ

千利休(三船敏郎)が太閤秀吉(芦田伸介)の命で自刃してから27年後、愛弟子だった本覺坊(奥田瑛二)は心の師と語らうのみの生活を送っていた。ある日本覺坊は、利休がなぜ秀吉の怒りを買って死んだのか、理由を解明しようと情熱を傾ける織田有楽斎(萬屋錦之介)に会って感動を覚えた。そして一年後、本覺坊は有楽斎に、利休の晩年山崎の妙喜庵で催された真夜中の茶会について話した。客は秀吉と、後に小田原落城で秀吉に刃向かって切腹した山上宗二(上條恒彦)だったが、もう一人がわからなかった。さらに一年後、有楽斎は残る客の一人は利休の弟子の古田織部(加藤剛)だと見抜いた。織部も大坂夏の陣で豊臣方に内通したかどで、利休や山上宗二と共に自刃したが、実は三人とも死を誓い合っていた。翌年有楽斎は体が弱り危篤となったが、なお利休の最期の心境を知りたがっていた。本覺坊は夢にみた利休と秀吉の最期の茶事の光景を語り始めた。秀吉は一時の感情で下した利休に対する切腹の命を取り消したが、利休は茶人として守らなければならない砦のために切腹すると言い切った。本覺坊の話が利休の切腹に及ぼうとするところで、有楽斎はもうろうとした意識の中で刃を取って切腹したのだった。

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